「面接官、めっちゃ美人。こんな上司に叱られてみたい!」とか。「面接官、イケメン!ドキドキしたぁ。この人彼女いるかなー?」とか。そういう話ではないですよ!!


面接官という「人」と向き合う

面接は、一方的な自分プレゼンではなく、会話のキャッチボール

では、もしも面接官の方からボールを投げてきたら?

平気でスルーしちゃっていませんか?これも、けっこう多いんですよ。


面接官が見たいのは、応募者の自然な姿。なので、私が面接官なら、時間に余裕のあるときには、 あえておしゃべりモードにします。

応募者との共通点を探して、話を盛り上げる。応募者の話に合わせて、「実は私も・・・なんですよ。」などと、面接官の自分語りもおり交ぜてみる。



こんなときに、

「え、そうなのですか?それは嬉しいです。どんなところに特にご興味をお持ちですか?」などと、話がしっかり盛り上がる人。

そういう人とは、会話が弾んで、自然な笑顔も見れて、良い印象で面接が終わることが多いです。


それに対して、

「あ、はぁ。それでですね、私は・・・」と、そのまま応募者自身の自分語りに戻ってしまう人。

面接官としては、

「会話がかみ合わない。」

「入社したら自分の上司になるであろう人間に、何の興味もないのかな。え? さっき、志望動機で、『御社の社員の皆さんに憧れて』とか言ってなかったっけ?やっぱアレ、デタラメなんだね。」

 と思います。



面接の場で、いつも自分のボールを投げることに必死になりすぎる人。今ここで、ちょっと深呼吸してください。そして、相手からのボールを受け止めて返す、そんな心の余裕を持ちましょう。


グループ面接はともかくとしても、2次面接以降は特に意識してみてください。


面接官だって、しょせんは人間なんです。自分に興味を示してくれる応募者の方を、好意的にみるものです。

という以前に、その会社を本気で志望しているのなら、その会社の社員に興味を持つ、その社員に敬意を抱く、というのが当たり前のはずなんですけどね。


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