「私の長所は、コミュニケーション能力があることです。」
「サークルの経験を通して、コミュニケーション能力を養いました。」
(※アルバイトバージョン、ボランティア活動バージョンもあり。)


これ、私の肌感覚で、ざっと7割以上の人が書きますね。
自己PRあるあるネタです。

・人と和やかにおしゃべりできる
・人見知りせずに誰とでも楽しく話せる
・苦手な人とでも普通に話せる

ほとんどの学生は、このようなことを「コミュニケーション能力」と呼んでいるようです。が、

本当にそうなのか。
考えたこと、ありますか?


若手社員Aさんの例

Aさんは、社内で会う誰にでも笑顔で挨拶し、エレベーターで乗り合わせれば気さくに話しかけます。同僚や上司とのランチや飲み会にも積極的に参加し、会話もはずみます。

Aさんは、コミュニケーション能力が自分の取り柄だと思っています。

さて、そのAさん、会議の場で担当業務の報告を求められました。笑顔で感じよく話しているものの、その中身が、

・メリハリがなく、ダラダラ。
・話のツジツマが合わない。
・結局何が言いたいのか、よくわからない。

そして、今度は営業に出てみると、取引先に新商品の売り込みをして、想定外の質問が返ってくると、笑顔でごまかしながらオロオロするばかり。

これで、「Aさんは、コミュニケーション能力が高い」と言えますか?


まとめ

「感じよく話せる = コミュニケーション能力」ではない。

笑顔でおしゃべりを楽しめる人なら誰でも、「伝えるべきことを、相手にわかりやすくピンポイントで伝えることができる」というわけではないのです。

仕事の場面で求められるコミュニケーションとは:

・結論・要点が明確である。
・その根拠を論理的に伝えられる。
・聞かれた質問に対してピンポイントで回答できる。
・ これらすべてをわかりやすく伝えられる。
・ アドリブでもそれができる。

こうした真のコミュニケーション能力を、身につけていきましょう。

就職のES・面接でも、チェックされていますよ。


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コミュニケーション能力を高めるということ