「その他大勢」の就活生の中に埋もれないためには、Twitterをどう使うとよい?


1.ビジネスパーソン向け・営業職向けのサイトやツイートを見る。

社会人になりたいなら、他の就活生が何をしているのか、何を考えているのか、ということよりも・・・

社会人がどのような情報に接しているのか」、「社会人はどのような考え方をするのか」、「社会人はどんなことを学びたがっているのか。」

そこに直接飛び込むのが手っ取り早いんです!

他には、社会人が見るような経済ニュースサイトのツイート、株や為替関係のサイトのツイートなど。 


みんなと同じ就活対策ツイートだけ見ていても、「山ほどいる普通の学生レベル」からは、なかなか抜け出せないんですよ。

それから、就活だって、いわば営業活動のようなもの。それなら、営業のプロが教えるノウハウとかを読んだらどうですか?(このブログでも、適宜、読みやすい良書をオススメしていきますよ!)


その方が、ちまたの就活対策ツイートを必死で読むよりも、100倍くらい得るものが多いです。


今現在就活中の人も、時間がない、忙しい、というのはわかりますが、一人でウンウンうなったり、友達のツイートを追いかけたりするだけでなく、社会人向けの情報にもっと触れてみては?



2.ビジネスの世界で実績ある人をフォローする。

自分の力で結果出してきている人の言葉には、重みがあります。

みなさんも、そういった方々のお言葉を日々目にして、考えて、自分の脳みその「筋力」を鍛えたり、思考の引き出しを増やすとか。

このようなやり方は、内定という目標からみれば、一見遠回りなようでいて、実はよほど近道なのではないでしょうか。



3.就活用サイトやTwitterアカウントでも、「公式」、「◯万人がフォロー」というのはあえて避ける。

あるいは、もし見るとしても、マネしない。そのままマネしたら、「大勢の中の1人」として、埋没して終わりますから。


就活には「正解」なんてないんです。誰かの言う「正解」に無条件にとびついたりしないで!!

他人から何かを学ぶ場合には、表面的な「答え」や「テクニック」ではなく、その「」。考え方。そうした、血となり骨となるような根本的なところを、とことん学び取りましょう!

そして、「その他大勢」のマネをしないで、自分で考えて、動けるようになりましょう!!



だいたい、採用の世界に、公式も非公式もないんです。あるのは、特定の企業の「公式」かどうか、ってことだけ。(その企業の広報担当などが、企業として正式に開設してるアカウントかどうか、ってこと。)つまり、ちまたの就活アカ【公式】とかいうのは、非公式も同然なんですよ。


実際、その「中の人」は、場合によっては、「純粋な学生をカモ扱いする、有料就活セミナーの業者」だったりするんです。(※中には、「無料!」「お食事付き!」といって人を集めて、その後、有料セミナーに強引に勧誘する悪徳業者もいるそうなので、くれぐれもお気をつけください。)

その人たちが実際にアナタが入社したい企業の採用を担当しているわけではないんです。

それにもかかわらず、「公式」っていう言葉や、フォロワー数をみて、条件反射的にフォローしてしまったり、そのような業者の「まき餌」情報(=就活に役立つと見せかけているだけの胡散臭い情報)をそのまま信じて、そのままパクってしまったりすると、もったいないですよ!!



また、そういった業者の宣伝文句に流されるのには、「みんなと同じ」安心感という落とし穴も。

「大勢の人がフォローしてるんだから、正しいに決まっている。」「みんなが見ている情報なんだから、自分も見ないと内定もらえない。」そう信じて、何万人ものライバルがみているのと全く同じ情報を見て、みんなと同じように、それをただ真似する。
 
こんな就活をしていたら、うまくいくはずのものも、かえってうまくいかなくなってしまいそうです。


希望する企業から次々に内定を取れる人、さらには、社会人として成功する人は、「みんなの後追いをしておけば安心」なんていう発想はしていないんですよ。

どうすれば、「その他大勢」から脱出できるのか。どうすれば、自分が本当に成長していけるのか。

ぜひ、そういった視点でもって、活動していってくださいね。
 


(番外編:いっそのこと、Twitterと少し距離を置く。)

・TwitterのTLを追うよりも、自分で厳選したサイトをブラウザでお気に入り登録して、そういうのを「自分で」見ていく。そうすることで、TLに流れてくる情報を待つだけの完全受け身の姿勢から、自分で集めた情報を自分でチェックするという自主的な姿勢へと変えていく。

・それに、Twitterって、時間泥棒ですし。これまでTwitterに取られていた時間を、自分と向き合ったり有益な情報を得たりするための時間にまわしてみる。

・140字で伝えられる情報には限りがあります。そこまで短いと、表面的なコツやテクニックを断片的に書くことしかできないんです。でも重要なのは、その背後にあるコンテクストの部分。そこまで習得しないと、就活テクニックなんて役に立たないも同然です。でもそれは、140字のツイートだけで伝えられるものではないんです。


そんなわけで、TwitterなどのSNSと少し距離を置いて、自分の行動を変えてみてもよいかもしれませんね。

周りの内定状況にふりまわされずに心の平穏を保てるとか、他の就活中の「学生」からの「アドバイス」に惑わされずに済むとか、そんな副次的な効果もあるかもしれません。(アドバイスは、社会人から聞きましょう!)