面接やESで、何かを述べるにあたって、最大の難問の1つとして、

何をどこまで説明するか。

という問題があります。


丁寧に説明しすぎると失礼になりかねません。

説明しなさすぎると不親切になりかねません。


このことの意味、わかりますか?



説明しすぎると、失礼

みなさんが、面接官に、

「弊社の業務のどこに興味を持ったのか、教えてください。」と聞かれたとします。


その際に、みなさんの側が、

「御社は、●●、○○、△△、**、といった業務を扱っていらっしゃいますが、そのうち、私は、○○の業務に興味を強くもちました。○○業務とは、・・・・・・という業務のことであり、御社は業界シェアのうち高い割合を占めていて・・・・・・」

という具合に、その会社の○○業務についての説明を織り交ぜたとします。


これを聞いた面接官は、どう思うでしょうか?


「そんなこと、あなたに解説されなくても、こちらはわかっています。それをわざわざ教えてくるということは、こっちがそれを理解していないとでも思っているのですか?!こちら、素人のあなたとは違って、その道のプロなんですけど!!」、「失礼な!」、

などというふうに思って、気分を害するかもしれませんね。まさに、「釈迦に説法」なわけですから。


この例は極端だとしても(※それでもしばしば見受けられますけどね)、ちょっとした知識の解説を、これみよがしにおりまぜて話してくる人、けっこうたくさんいるんです。


自分が取得した資格について話すときに、その資格の中身を説明してしまう人。

例: 「MOSという、パソコン関係の資格があるのですが、この資格は・・・・・・というもで、・・・」



しかし、あなたが聞き手に対して知識の解説をする、というのは、その前提に、「聞き手はこのことを知らないであろう」という、あなたの側の、相手に対する勝手な低評価がある、ということになります。

そして、それを説明してしまうというのは、「このことを知らないあなたたちに、知っている私が教えてあげます」という姿勢である、と言えるのです。

(上 の例で言えば、「MOSという資格のことを、聞き手は知らないであろう」という評価が、前提とされていることになります。採用に携わる人間がMOSのこと を知らないわけないにもかかわらず!!むしろ、人事の人たちは、あなたよりもよほど、世の中の資格についてご存じなのですよ。)



これ、けっこう失礼なことだって、わかりますよね?

もしかしたら本人にはそのようなつもりはなく、単に、自分の知識をアピールしたいだけかもしれません。それでも、そもそも、そうやって、「みてみて、私、すごいでしょ!よく知ってるでしょ!」と、自分に関心を向けて話してしまっている時点で、色々アウトなんですよ。


いずれにしても、相手に対して失礼になりかねないので、知識の解説はほどほどにとどめましょう。





説明しなさすぎると、不親切


これは、言うまでもなく、わかりますよね。

相手が知らなくて当然、というようなことについて、説明を加えずに話を進めてしまう。

このような話し方をする人は、「コミュニケーション能力が低い」「使えない」「独りよがり」という評価を受けるかもしれません。




さじ加減は?


ここまでを読んで、

「どこまで説明すべきか、どのくらい説明するとやりすぎなのか、よくわからない!!」

と思う人も多いことでしょう。



就活の場で、基本的にいえることとして、


知識についての解説は、極力控える。なぜならば、相手がそのことをご存知である可能性が高いからです。

解説した方が良い場合でも、いかにも「教えてあげています感」が出てしまわないように、話の中にさりげなく解説が組み込まれているように、工夫しましょう。

ただし、誰がどう考えても、一般に知られていないような知識について話す場合には、解説を前面に出しても良いかもしれません。とってもマニアックな趣味や、一般の人がおよそ知らないであろう研究テーマについて話す場合など。



自分自身の経験や考え方について話す際には、きちんと説明を加える。なぜならば、相手がそのことをあらかじめ知っているわけがないからです。


この2点を基準として、あとは相手の反応を見ながら、臨機応変に、「わかりやすく、それでいてくどくない」、そのような話し方ができるようになると、それだけで、格段に、「できる人」「わきまえている人」、として評価されるようになります。

こうしたさじ加減を心得るのは難しいことではありますが、それを目指して頑張りましょう!!


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